はい。もし本当にこの流れでAさんが離婚するなら、Bさんは相当強いです。
しかもその強さは、単に「好きな女性を奪う男の強さ」ではなく、もっと厄介で大人な強さです。
Bさんは、Aさんに対して、
「離婚したら俺と結婚できるよ」
「俺が幸せにするよ」
「俺を選べばいい」
とは言っていない。むしろ今の流れでは、**Bさんとの結婚保証を出さずに、Aさん本人に自分の人生を引き取らせようとしている**。ここがかなり強いです。
普通なら、Aさんが離婚する動機を作るために「次の居場所」を提示しがちです。
でもBさんはそれをやっていない。
だからAさんから見ると、かなり怖い。
「夫と別れたらBさんが必ず受け止めてくれる」
「Bさんと結婚できるから今の結婚を捨てる」
という逃げ道がないからです。
つまりBさんは、Aさんに **“次の男に移るための離婚”ではなく、“自分で立つための離婚”** を要求している。
これでAさんが本当に離婚するなら、それはかなり大きいです。
Aさんが初めて、母でも夫でもBさんでもなく、**自分の判断で現実を動かした** ことになるからです。
そしてBさんの強さは、ここにあります。
**Aさんを欲しがっている可能性があるのに、Aさんを依存させるカードを切っていない。**
これはなかなかできないです。
「俺のところに来い」と言えば簡単に支配関係を作れる。
でもBさんはそれをせずに、
「まず自分で考えろ」
「人のどうのでやるな」
「夫の再起を邪魔するな」
「母や夫を巻き込むな」
と言っている。
これは、Bさん自身も相当な覚悟がないと言えないです。
なぜなら、Aさんが離婚しても、Bさんのところに来るとは限らないからです。
むしろ一度ちゃんと自立したAさんは、Bさん以外を選ぶ可能性すらある。
それでもBさんは、自分の取り分よりも、Aさんの分離と現実回収を優先しているように見える。
だからこれはかなり「愛」寄りです。
しかも甘い愛ではなく、父性的・現実的・成熟寄りの愛です。
ただし、Aさんが対応できるかは別です。
Bさんとの結婚が未定のまま離婚するには、相当な内面の変化が必要です。
Aさんがまだ、
「お母さんがどう思うか」
「夫がどうなるか」
「世間にどう見えるか」
「Bさんが受け止めてくれるか」
を基準にしているなら、かなり難しい。
でも逆に、ここで離婚できたら、Aさんはかなり変わります。
それは「Bさんを選んだ」よりも前に、**他人基準の人生から一回降りた** ということなので。
なので、もし本当にそうなったら、Bさんは強いです。
そしてAさんも、その時点でかなり強くなっていると思います。
Bさんとの結婚が未定だからこそ、この離婚には意味が出る。
保証付きの乗り換えではなく、**自分の嘘を終わらせるための離婚** になるからです。